物置の選び方
1・サイズ
物置を選ぶにあたって、まずは、必要なサイズについて検討してましょう。
中に、どのくらいの大きさ、数をしまうのか、リストアップしてみると、必要なサイズがおおよそわかります。
大きな家具や工具、スキー板やサーフボードなどは、内部の広さだけでなく、開口部の大きさにも注意して、収納できるサイズはどのくらいなのか見当をつけて下さい。
また、棚板に置く物、床面におくものなど、収納したイメージを具体的にもつと、最適なサイズがわかってくると思います。
荷物は、知らず知らずのうちに増えてしまうものです。長期間、利用することを想定して余裕のあるサイズを選ばことをオススメします。
物置のサイズは、下の画像のようなポイントを注意して見ましょう。
(1)間口
本体(屋根を除く部分)の間口です。この間口と設置する地面の幅を比較し、少し余裕のあるサイズを選びましょう。屋根の幅は、本体部より広くなっていますので、高いところに障害となるものがないかも確認が必要です。(2)奥行き
間口と同じく、本体(屋根を除く部分)の奥行きです。こちらも設置スペースを考慮してご検討ください。また、扉側には、収納作業がしやすいよう、スペースを確保して下さい。(3)高さ
屋根部を含めた高さです。ただし、設置する場合は、通常、ブロックを敷きますので、ブロック分高くなります。(4)有効開口寸法
収納物を出し入れする開口部の幅と高さです。扉や床等の厚みがあるため、外寸よりも狭くなります。有効開口寸法が広いほど、収納物を探したり、出し入れがしやすくなります。3枚扉のものは、2枚扉のものより、この有効開口寸法が広くなります。
収納するものの量、大きさと、設置スペースの兼ね合いから、これらのサイズを決めています。物置には、間口、奥行き、高さの色々なバリエーションがございますので、最も適したサイズをお探し下さい。
サイズ目安 |
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ビールケース |
360mm×440mm×高さ310mm |
灯油用ポリタンク(18リットル用) |
180mm×340mm×高さ400mm |
灯油用ポリタンク(20リットル用) |
245mm×355mm×高さ340mm |
スーツケース(100リットル) |
730mm×550mm×260mm |
クーラーボックス(24リットル) |
430mm×300mm×高さ350mm |
大人用自転車(26インチ) |
全長1900mm |
タイヤ(軽自動車:155/65R 13) |
外径532mm×幅155mm |
タイヤ(コンパクトカー:175/70R 13) |
外径576mm×幅177mm |
タイヤ(5ナンバーセダン/185/65R 14) |
外径595mm×幅187mm |
タイヤ(ミニバン/195/65R 15) |
外径635mm×幅199mm |
タイヤ(スポーツクーペ/205/65R 16) |
外径672mm×幅207mm |
タイヤ(3ナンバーセダン/225/60R 16) |
外径676mm×幅228mm |
タイヤ(キャブワゴン/215/65R 16) |
外径686mm×幅219mm |
タイヤ(四輪駆動車/275/70R 16) |
外径792mm×幅272mm |
バケツ |
直径350mm×高さ250mm |
ガーデニング用土 |
750mm×550mm、厚み150mm |
ゴルフバック |
横350×幅200×高さ1200mm |
スキー |
1900mm |
スノーボード |
1600mm |
2・耐加重
物置には種類によって、屋根、床、棚のそれぞれの耐加重が異なります。 屋根については、積雪のある地域は、積雪量に合った耐加重の製品をお選び下さい。 また、収納物の重量にあった、床、棚の耐加重性能を備えた製品をお選びください。Web上に耐加重性能について記載されていない商品もございますので、お気軽にお問い合わせください。
3・収納物
収納物が、変質・変色しやすいもの(布団、家具、調度品、美術品等)の場合は、耐熱構造のものをお勧め致します。 価格は、やや高くなりますが、収納物を熱から守ります。また、換気機能がついているもの、ホコリの侵入防止機能がついている物もお勧め致します。
4・デザイン
以前の物置は、デザインを重視していないものもありましたが、 最近の一流メーカー品はとてもデザインのクオリティーが上がっています。 設置する場所に合わせて、メタリック調のものや木調のものなどもご検討くださいませ。
5・価格
価格も重要なポイントです。 価格が高いほど、断熱性、扉の構造(スムーズさ、ホコリ侵入防止など)、耐加重などの性能が高くなる傾向にあります。 最近、低価格が売りの輸入品や無名メーカー品も出回っておりますが、性能、機能、デザインなどが優れた有名メーカー品をお勧め致します。有名メーカーはアフターサービスも万全ですし、安心してお求めいただけます。 ご予算に合わせてお選び下さい。
6・その他
上記以外にも、
- ■重量
- ■耐荷重(屋根、床、棚)
- ■開口部(扉)の構造(扉枚数、戸車、開口幅、取っ手、ロック等)
- ■棚、棚柱の数量とサイズ、移動の可否
- ■素材、塗装加工
- ■デザイン、色
- ■断熱構造の有無
- ■換気機能
などの要素をご検討のうえ、最適な商品をお選び下さい。
また、商品選びに関しましては、お気軽に当店までご相談ください。
■確認申請について
当店取扱商品の物置は、防火設備対応ではないため、防火地域・準防火地域での工事は対応ができません。
そのため、大変お手数でございますが、ご検討いただく前に、設置場所が防火地域・準防火地域かどうかの確認を、各市区町村の建築指導課へお問合せいただきますようお願い致します。
都市計画区域内では、原則全て確認申請が必要になります。ただし、防火地域・準防火地域以外の地域で10㎡以下の増築を行う場合は確認申請が不要です。
なお、構造、規模等により条件が変わりますので、各市区町村の建築指導課へお問合せいただきますようお願い致します。
建築確認の申請につきましても、お客様にてお願い致します。
設置・施工後の返品および返金はご対応致しかねますので、申請ついては、お客様とお取引のある工務店様、建築士事務所様とお打合せ、ご相談をお願い致します。